笹生優花さんは名前は日本人ですが、顔立ちはハーフでマルチリンガル。
そして国際舞台ではフィリピン代表として活動しているそうです。
となると、笹生優花さんの今現在の国籍や、今後の国籍選択、どうしてマルチリンガルなのかも気になりますよね!
そこで今回は、笹生優花さんの二重国籍の情報や、マルチリンガルになるまでの3つの理由を紹介します。
笹生優花は二重国籍!
ゴルフの全米女子オープン史上最年少で優勝した笹生優花さんは、日本とフィリピンの両方の国籍を保持しています。
これは、笹生優花さんが日本人の父親とフィリピン人の母親のもとで生まれたことによります。
笹生優花さんは生まれはフィリピンですが、父親が日本国民であるため、笹生優花さんが22歳になるまでは二重で国籍が持てるのです。
ただ、日本は「国籍単一の原則」の意識があり、各人の持てる国籍は1つです。
なので笹生優花さんも22歳になるまでには、どちらの国籍を保持するのか決めないといけないのです。
将来は日本国籍を選択?
「22歳までにどちらの国籍を保持するか決めないといけない」ということは、笹生優花さんにとっては大きな決断です。
笹生優花さんは現在19歳ですが、2001年6月20日生まれなのでもうすぐ20歳ですね。
つまり、後2年ほどでどちらかの国籍を選ぶのかが笹生優花ファンとしては気になるところですね!
今までは国際舞台ではフィリピン代表として活動してきました。
今年の五輪もフィリピン代表としての出場となります。
このまま進めば、フィリピン国籍のままフィリピン代表として活動していくのかと思われます。
しかし、記者のインタビューにて父・正和さんは
「娘は何事も経験したいので、東京五輪はフィリピン代表で出て、いずれは日本国籍に」
引用元:日刊スポーツ
と代弁しています。
はやり父・正和さんは日本ですし、私達も日本人の誇りがあるので、笹生優花さんには日本人として活躍してほしい気持ちがあります。
ただ、今現在フィリピン代表として活動しているので、フィリピンのファンや社会が笹生優花さんを手放したくはないでしょう。
笹生優花さん自身は、国籍に関しては触れていませんが、両親の母国である日本とフィリピンを「どっちも大好き」と公言しています。
決断までにはもう少し考える猶予があるので、笹生優花さんには自身の気持ちを大事にしていってほしいですね!
マルチリンガルの3つの理由
笹生優花さんは優勝時のインタビューにて英語とタガログ語と日本語でも答えています。
日本人の父とフィリピン人の母のもとで育ったからでしょうか?
笹生優花さんの話せる言語は、
- 日本語
- 英語
- タガログ語
- タイ語
- 韓国語
の5ヶ国語なのです!
なぜ5ヶ国語も話せるのか、理由を調べてみました!
理由①両親
まず一番大きな理由が、はやり両親の母国が日本とフィリピンであることでしょう。
笹生優花さんは生まれも育ちもフィリピンです。
ただ6歳の時に家族で日本に移りましたが、小学3年生でプロを目指し、ゴルフの環境のより良いフィリピンに単身で戻っています。
そこから毎月、日本に残った家族に会ったりゴルフの練習のため、日本とフィリピンを行き来する生活になりました。
このような両親の母国を行き来する環境が日本語とタガログ語を身につけるもとになったのでしょう。
理由②フィリピンという国
フィリピンはたくさんの言語を話す国です。
住む場所で言語が違い、フィリピン国内で約110この言語があると言われています。
日本の「方言」とは違い、全くの別の「言語」になるので、私達日本人からすると想像するのも難しいですね。
よって、国の公用語はタガログ語と英語が共通の言語として使われています。
つまり、フィリピンの人は、地元の言語、タガログ語、英語と3つの言語を自然に身に着けているのです。
理由③地道な猛勉強
そしてただ生活環境が恵まれていただけではなく、本人の努力もあるのです。
将来プロになりたいと強く願った笹生優花さんは、米ツアーも見据えていました。
そこで笹生優花さんは、ゴルフの練習後に3時間、語学の勉強を3年間続けたそうです。
学業+ゴルフの練習+語学の勉強を続けた幼き笹生優花さん。
それだけでもすごいことですが、それで5カ国語を習得したのは、努力が才能を超えたからでしょう!
ゴルフとマルチリンガルの才能を活かして、これからもどんどん世界で活躍していってほしいですね!