そろそろ子どもに何か習い事を始めさせたいなとお考えの方!
日本人の親のもとに生まれ、オーストラリアで育つ子どもに、何か日本のものを学ばせたいとお思いの方!
今回はゴールドコーストで学べるお勧めの空手道場【高野道場】の魅力をご紹介します。
親子で日本を学ぶ
日本に住んでいるときには日常にある日本の良さは感じられませんが、日本人として海外に住んでいくうちに、日本の良さを子どもに伝えていきたいと思うようになりました。
日本語から始め、武道や茶道、習字に和太鼓などゴールドコーストで学べる日本の文化はたくさんあります。
その中でも、今回は我が息子たちが長年通う空手道場【高野道場】の魅力を熱く語っていきます。
ゴールドコーストの空手教室
息子たちに空手を習わせたいと思ったのは12年前。
私自身、空手がどんなものかも分からないまま、いくつかの「Karate」と書かれた道場の見学に行きました。
空手を知らない日本人ですが、見学に行くと「何か違うな」と感覚で分かるものですね。
オーストラリアでは「Martial Arts」と言って、空手、柔道、テコンドーなどの武道が混ざったものが多くを占めています。
どれが良い悪いではなく、自分の求めているものが何なのかによって、自分に合った道場も変わってきます。
私が求めていたものは「武道としての空手」でした。
ゴールドコーストの空手教室【高野道場】の魅力9選
私が「武道としての空手」に求めていたものは、そのまま【高野道場】の魅力にも繋がっていきます。
【Traditional Shotokan Karatedo Federation(伝統松濤館空手道連盟)】(以下、TSKF)に所属する高野幸輝先生が運営する2つの道場が【高野道場】とニックネームで呼ばれています。
以下、【高野道場】の魅力を1つずつ紹介していきましょう。
高野道場の魅力①【日本人の先生】
私が空手道場に求めたものは「日本人の先生」でした。
日本人以外の先生で良い先生もたくさんいらっしゃいますが、私の求める「武道としての空手」には、日本の文化も必要になってくるからです。
そのためには、はやり日本で生まれ育ち日本の文化が心身に染みついている先生が最高の条件になります。
高野道場の魅力②【道場訓】
私の大好きな武道の心が、この道場訓に詰まっています。
一つ、人格完成に努むること
一つ、誠の道を守ること
一つ、努力の精神を養うこと
一つ、礼儀を重んずること
一つ、血気の勇を戒むること
長年練習を続けることによって、この道場訓の1つ1つの意味を深く学ぶことになります。
どれも大事ですが、私としては4つ目の「礼儀を重んずること」が日々の生活で1番大事だと思うと同時に、子どもたちにも学んでほしいことですね。
高野道場の魅力③【日本(青山学院)とのコネクション】
高野道場が所属するTSKFは、日本の青山学院大学空手部と40年以上もの付き合いがあります。
同空手部の高橋名誉師範の年に2度のオーストラリアでのご指導、根本監督やOBの平田先生によるご指導、また同空手道部の皆さまの4年に一度のオーストラリア訪問、そして合同練習や大会の開催。
このような密な繋がりがあることによって、オーストラリアに居ながらにして、日本の伝統空手を学ぶことができます。
また、オーストラリアからも4年に一度、同空手部の日本での合宿に参加することができ、様々な経験や体験ができるのも魅力です。
高野道場の魅力④【親子で一緒に学べる】
高野道場は年齢でのクラス分けではなく、級によるクラス分けを行っています。
ですので、小さなお子さんと一緒に空手を始める親御さんも少なくなく、子どもと一緒に何かを成し遂げるというのは、子どもにとってきっとプライスレスでしょう。
高野道場の魅力⑤【仲間】
週に3日顔を合わせて練習をする子どもたちにとって、同じ道場生とは、厳しいトレーニングを共に乗り越える戦友であり、楽しい時間も共有する仲間であり、遠征に行って寝起きをともにすれば家族でもあります。
道場内では先輩が後輩を面倒み、後輩は先輩を慕う。
これがそのまま私生活でも行われるので、同じ学校で先輩がいるのは、小さな子どもたちにとって大きな安心にもなります。
高野道場の魅力⑥【試合】
TSKFはオーストラリア全土に道場を持っています。
よって、全豪いたるところで試合が開催されています。
ここゴールドコーストから参加できる試合は小さなもので年3試合、QLD大会や全国大会を含めると年5試合以上になります。
我が家はこの試合を理由に、年数回、泊りがけでの旅行も楽しんでいます。
家族でのよい思い出になるので、遠くてもできるだけ参加しています。
また昨年はコロナ禍で延期になってしまいましたが、4年に一度のTSKF世界大会に行くのが夢です!
高野道場の魅力⑦【昇級・昇段試験】
昇級・昇段試験は、基本的には年3回行われますが、生徒一人ひとりの練習日数・技術・知識・理解力などにより、年1~2回試験に挑むことになります。
黒帯になるまでは10回の試験が必要ですが、飛び級をすることもあるので、本人の頑張り次第で早く昇級していきます。
高野道場の魅力⑧【お楽しみ会】
日々のトレーニングだけでなく、1年を通して行事や季節に合わせたお楽しみも開催されます。
気軽に体験のできる練習試合、試合後に集まってパーティー、夏前後のビーチトレーニング&BBQ、お祭り会場でのデモンストレーション、年の締めにはクリスマス会など。
道場以外で顔を合わせたり、空手以外の時間を共有することで、より仲を深めていきます。
高野道場の魅力⑨【料金】
様々な習い事がありますが、近年どれも値段が上がってきていますね。
安くて1回$15~25、時間も45~60分といったところでしょうか。
高野道場はお月謝制を取っているため、ゴールドコースト道場は週3日、ランコーン道場は週2日の計週5日ありますが、道場に通えば通うほどお得になります。
近場でのゴールドコーストだけでも週3日通えば、一度のレッスンが$7を下回ります。
注:昨年のコロナの影響で、2020年の催しはキャンセルか延期になっています。 今年2021年は様子を見つつ、可能なものは開催されていますので、上記の情報は多少変わっています。 |
ゴールドコーストの空手教室【高野道場】の詳細
正式名称:Traditional Shotokan Karatedo Federation(伝統松濤館空手道連盟) Central Gold Coast Dojo、Runcorn Heights Dojo ニックネーム:上記2つの道場を合わせて【高野道場】 指導員:武道歴40年以上の高野幸輝先生 連絡先:0432-956-644 または kokitakano@hotmail.com 場所: TSKFゴールドコースト道場=Benowa Primary School TSKFランコーン道場=Runcorn Height State School 生徒数:両道場合わせて約100名(一度の練習では20名前後) 詳細:Facebook |
まとめ
ゴールドコーストの空手教室【高野道場】の魅力をご紹介しました。
筆者自身が魅力にどっぷりはまっているため熱く語ってきましたが、ご興味のある方は直接連絡を取ってみてくださいね。