体操の畠田瞳選手は今回初めて日本代表として五輪へ出場します。
1つの道を極めることは大変なことですが、それには親のサポートも必要不可欠です。
実は畠田瞳さんの親も、畠田瞳さんをここまで育てるすごい人だったのです!
今回は、畠田瞳さんの親がどんな人でどんな経験を積んできた方なのかをまとめてご紹介します。
畠田瞳の親がすごい!
畠田瞳さんの両親は、父母ともに体操に縁の深い人たちです。
畠田瞳さんが体操の世界に入るまでの影響が大きかったのが、父・畠田好章(よしあき)さんでしょう。
畠田瞳さんが体操を始めたのは小学3年の時。
比較的遅めのスタートですが、両親はあえて体操を押し付けなかったのでしょう。
「小さい頃から父が勤務する大学の体育館でトランポリンをして遊んでいましたが、
引用元:GAMO
体操競技にはあまり興味がありませんでした。」
体操をすることは、子供の頃から公園で遊ぶことと同じくらい自然なことでした。
引用元:スポーツTOKYO
なので、競技として取り組むという考えにならなかったんです
畠田瞳さんのこの言葉から、ご両親は体操を遊びの延長に捉えさせ、のびのびと遊ばせていたのでしょう。
幼い頃は父に鉄棒を教えてもらったり、体操の演技の真似をしたりして遊んでいました。
引用元:スポーツTOKYO
体操を始めてから気が付きましたが、体操の基本となる型が取り入れられた遊びだったんです。
しかもその遊びの中に、すでに体操の基本となる型が含まれていたとは!
子どもに厳しい練習のイメージを植え付けるのではなく、あくまでも遊びとして興味を持たせた教育法。
そんな教育をしたご両親はすごいし、素晴らしいですね!
それではそんなご両親を詳しく見ていきましょう。
畠田瞳の父は五輪メダリスト!
畠田瞳さんの父は畠田好章(よしあき)さん。
1972年5月12日生まれの、2021年現在49歳とまだお若いですね!
畠田好章さんは1992年のバルセロナオリンピックで、団体総合で銅メダルを獲得している五輪メダリストなのです!
こちらがそのバルセロナオリンピックでの平行棒の映像です。
筋肉がもりもりで力強く、それでいてしなやかさもある演技。
着地でピタッと決めてくれましたね!
そして1996年のアトランタオリンピックへも日本代表選手として出場。
このときは惜しくもメダル獲得にはなりませんでしたが、日本代表になるほどの実力の持ち主です。
その後に大きな怪我をしてしまい、年々思うような成果も出せなくなってしまいました。
そして2000年4月に現役引退されています。
その後は畠田好章さんの母校・日本体育大学での指導者として体操選手を育てています。
また、スタンフォード大学の体操競技部のアシスタントコーチとして、2年間海外でもコーチ学を学ばれる勤勉家でもあります!
そして、実は2000年9月には人気番組「SASUKE」に挑戦しているのです!
第6回大会ではゼッケン83の畠田好章が初めてネットの一番上を掴み当時誰も通らなかったネットの上を初めて通って攻略し、その後このやり方は普及し、第17回大会はほとんどの人がこの上ルートでエリアを越えた。
引用元:SASUKEwiki
さすがの体操選手。
うまくトランポリンを使い、ネットの上を越えるという技を初めてやってのけました!
畠田瞳の母も元体操選手!
畠田瞳さんの母は、畠田友紀子さん。
畠田友紀子さんも、体操の選手として活躍されていた方です。
1973年生まれで、夫の畠田好章さんとは同じ日本体育大学で体操の練習に励んでいたんですね!
しかも1995年ユニバーシアード大会には日本代表に選ばれているほどの実力の持ち主です!
そんな母・畠田友紀子さんは2014年の畠田瞳さんが中学2年の時からコーチとして娘の指導についています。
親でもあり、コーチでもある母は、家でも体育館でも一緒に生活しているので、
引用元:早稲田ウィークリー
すごく細かいところまで気付いてくれる、替えのきかない大切な存在です。
と畠田瞳さんが語るように、畠田友紀子さんは母としてもコーチとしても娘をサポートしています。
畠田友紀子さんは「良いことも悪いことも、その思い出を一緒に語れるのは最高の贅沢」だと語っています。
母として、コーチとして、家族で一つになって思い出を語れるのは素晴らしいことですね!
畠田瞳の妹も体操選手!
そして畠田瞳さんには3歳下の妹・畠田千愛(ちあき)さんがいます。
2004年7月14日生まれの2021年6月現在は16歳です。
畠田千愛さんも一家にもれず、体操選手として活躍されています。
畠田千愛さんは小学1年から体操を始めたそうです。
姉の畠田瞳さんの得意種目は段違い平行棒で、妹の畠田千愛さんは平均台だそうです。
姉妹で得意不得意が違うので、お互いにアドバイスをしあえるみたいですね!
「これからの目標、目指す姿は?」とのインタビューに
「まだ一回も代表に入ったことがないので、やっぱり一番は代表に入ることを目標に、安定した選手になることが目標です。」
引用元:きのこらぼ
と答える千愛さん。
座右の銘を「有言実行」とする千愛さんは、まだまだこれからの成長が楽しみで、将来の五輪代表の夢も叶えてくれるでしょう!