近年、仲野太賀さんが俳優・中野英樹さんが父だということを公にし、今また中野英樹さんにも注目が集まっていますね!
仲野太賀さんの父・中野英樹さんは、どんな俳優だったのでしょうか。
一世風靡から始まり、どんなやんちゃな時代を過ごし、今現在は何をしているのかに迫ってみたいと思います。
仲野太賀の父は一世風靡のメンバーだった!
仲野太賀さんの父・中野英雄さんは、1980年代に活躍していた一世風靡のメンバーでした。
もう40年も前のことですが、当時を知る年代の人は誰もが知っていると言っても過言ではないと思います。
ここでは、一世風靡と中野英雄さんの繋がりについて紹介していきましょう。
一世風靡とは?
一世風靡とは、正式名称「劇男一世風靡」で1980年代に活動していた男性だけで構成される路上パフォーマンス集団です。
硬派なイメージが強い集団で、毎週日曜に原宿やNHK前の路上で寸劇や踊りを披露していました。
最盛期には50名以上にまで大きくなったそうです。
トレードマークは、ズートスーツと呼ばれるぶかぶかのズボンに長めの上着、それに赤い靴下でした。
現在でも活躍中の、哀川翔さん・柳葉敏郎さん・勝俣州和さんたちが所属していました。
一世風靡と中野英雄さんの繋がりは?
哀川翔さんに勧誘され劇男一世風靡に入り、まずは柳葉敏郎の運転手兼マネージャーから始まったそうです。
その後、事務所に「自分も路上パフォーマンスがやりたい」と直談判し、了承されました。
1992年、ドラマ「愛という名のもとに」のチョロ役で大ヒットした中野英雄さん。
以後は、Vシネマに数多く出演し、的場浩司さん・山口祥行さん・本宮泰風さんの4人で「ネオVシネ四天王」と呼ばれるまでになります。
一世風靡セピアのメンバーではなかった!
劇男一世風靡といえば、今でも時折聞くほどのヒット曲となった「前略、道の上より」を世に出した「一世風靡セピア」。
劇男一世風靡のメンバー7名で構成されるグループです。
中野英雄さんもこの一世風靡セピアだと言われることも多いのですが、実際は一世風靡セピアのマネージャーとして活動しているときでした。
仲野太賀の父・中野英雄のやんちゃ時代のエピソード
そんな硬派な中野英雄さんには、小さな頃からやんちゃなエピソードがあります。
ここでは、中野英雄さんの人生を振り返り、やんちゃなエピソードをご紹介します。
やんちゃ時代のエピソード①
中野英雄は、当時プロボクサーだった父親は愛人宅で暮らし家に帰らず、母は妹と家を出ていってしまうという過酷で孤独な幼少期を過ごしています。
中学の頃から頭をパンチパーマにし、仲間を集めてはケンカの日々を送っていたようです。
やんちゃ時代のエピソード②
思春期を迎えて非行に走っていた16歳当時、地元で哀川翔さんに出会いました。
「勝てる」と思った中野英雄さんが喧嘩をけしかけると、哀川翔さんに頭突き一発でやられたそうです。
以来、哀川翔さんを慕い、弟分としてくっついてまわったのだとか。
やんちゃ時代のエピソード③
劇男一世風靡に所属してからも、血の気の多い硬派が集まるグループ。
中野英雄さんも、哀川翔さんや柳葉敏郎さんには挑めなかったそうです。
しかし、血気に飢えた時にはメンバーにケンカをけしかけていたそうですね。
また、かなり使いっぱしりにされていたマネージャー時代も「いつか見返してやる!」と敵対心を燃やしていたそうです。
やんちゃ時代のエピソード④
中野英雄さんは一度、一世風靡セピアのコンサート周りで違反販売をしていた業者に立ち退きを要求。
その際、相手の商品を全てを持ち帰ったことにより、その後怖い方々からの訪問に事務所が対応。
中野英雄さんは仲間に裏から逃され、ホテルで隠れていたという経験もあるのだとか。
仲野太賀の父・中野英雄の現在
そんな波乱万丈で血の気の多い硬派な中野英雄さん。
俳優としても、Vシネマでのヤクザ役も多く、名脇役として活躍されてきました。
若い頃は弱く、強く見せて強くいるしかなかったそうですが、今では自分を出して自分の好きなことをしていきたいそうです。
中野英雄さんの現在
そんな中野英雄さんは、現在、自身がプロデュースするブランド「THE MONSTER JAPAN」を世に出しています。
中野英雄さんのInstagramでも、帽子や服、小物からレディースものまで数を増やしていっているようですね。
個数限定販売のようですので、すぐに売り切れになるほどの人気ぶりです。
中野英雄さんの現在の夢
先日YouTubeの「勝俣かっちゃんねる」に出演した際、今後の目標を聞かれ、
「喜劇俳優になりたい」
「若手を集めて、「嗚呼 劇男一世風靡」を作りたい」
引用元:YouTube「勝俣かっちゃんねる」
と答えていました。
面白そうなので、個人的にも少し期待してしまいますね。
また、最近テレビでの出演が増えた息子・仲野太賀さんの宣伝も、SNSを使って投稿しているそうです。
仲野太賀さんからは、愚痴の一つも。
「中野」という苗字を隠しているのに、僕の宣伝をし続けてSNSで「ウチの二男、太賀がでます!」みたいな。
なんのために苗字をとったのか分からない。
オヤジとは二世俳優はなくしていこうと話したにもかかわらず、SNSでガンガン投稿するから
引用元:ザテレビジョン
仲野太賀さんのドラマへも毎作品・毎話の感想を送るので、息子には「親バカがひどい」と言われてしまっています。
しかしそんな父と息子、どちらも想い合っているのが伝わってきて、聞いている私たちも和んでしまいますね。
そんな仲野太賀さんと父・中野英雄さん、これからもますます活躍されてほしいですね!