国内だけでなく世界でも活躍している空手の形の選手・喜友名諒(きゆなりょう)さん。
全日本空手道選手権大会では9連覇中で、負け知らずの選手です。
(更新:東京五輪の空手・個人形で優勝されました!おめでとうございます!)
しかし喜友名諒さんも始めから強かったわけではありません。
喜友名諒さんはどこの学校の出身で、どんな学生時代を送ってきたのでしょうか。
そこで今回は、喜友名諒さんの出身小学・中学・高校・大学の学歴をもとに、経歴・戦績も合わせてご紹介していきます。
喜友名諒の学歴:出身小学校
喜友名諒さんは沖縄県沖縄市出身です。
出身小学校は正確には分かりませんでしたが、沖縄市には17校の小学校があります。
出身小学校:沖縄市泡瀬小学校?
喜友名諒さんは泡瀬の野球クラブに所属していたことから、沖縄市立泡瀬小学校の出身かと言われています。
1997年4月に入学し、2003年3月に卒業しています。
当学校の住所は、沖縄県沖縄市泡瀬2丁目33-10です。
全校生徒数が700人を越える、やや大きな学校ですね。
小学校時代の経歴・戦績
喜友名諒さんが空手を始めたのは幼稚園時代の5歳。
仲の良い友達が空手をやっていたから始めたそうですが、
「やるんだったら最後までやりなさい」
引用元:読売新聞
と両親に言われたそうです。
この「最後まで」は「世界一」なのか「一生涯」なのか気になるところですね!
当の喜友名諒さんは大会で優勝したり道場へ遊びに行く感覚で楽しく続けていたそうです。
さらに小学時代は「泡瀬ブルパース」という野球クラブに所属し野球と空手を両立していたようです。
とHPでも、OBである喜友名諒さんの空手での活躍を応援しているようです。
それだけ喜友名諒さんは人気者だったということですね!
喜友名諒の学歴:出身中学校
喜友名諒さんが卒業されたと思われる小学校から2kmほど離れた中学校に進学されています。
ですので実家もこの辺りにあると思われます。
出身中学校:沖縄市立沖縄東中学校
喜友名諒さんは、沖縄市立沖縄東中学校の出身です。
2003年4月に入学し、2006年3月に卒業しています。
当学校の住所は、沖縄県沖縄市桃原260-2です。
全校生徒数が600人を超えているそうで、かなり大きな学校のようですね。
当学校出身の有名人は、俳優の真喜志一星(まきしいっせい)さんです。
中学校時代の経歴・戦績
喜友名諒さんは、中学に進学してから空手一本に力を入れるようになりました。
中学1年では、なかなか思うような成績は残せまでんでした。
しかし中学2年で全国中学生空手道選手権大会(全中)に出場し、個人形と団体形で優勝しています。
以下、個人形の決勝と団体形の貴重な映像です。
細身の体から繰り出される、力強く素早い技。
坊主頭でりりしい顔が目立ちますね!
さらに中学3年で現在の指導者である佐久本嗣男に出会い、劉衛流龍凰会に所属します。
喜友名諒の学歴:出身高校
喜友名諒さんは、スポーツで有名な高校に進学しました。
出身高校: 沖縄県沖縄市興南高等学校
喜友名諒さんは、沖縄県沖縄市興南高等学校の出身です。
当校は男女共学の私立校で、中高一貫校です。
喜友名諒さんは2006年4月に入学し、2009年3月に卒業しています。
偏差値は49-60で、コースによるのでしょうか。
学科は普通科のみで「フロンティア」「特別進学」「総合進学」の3つのコースがあります。
スポーツで名の知れた高校で、特に野球では甲子園の常連校です。
また近年ではハンドボール部やバスケットボール部も活躍されているそうです。
当校出身の有名人は野球選手の島袋洋奨さんや、元プロボクサーの具志堅用高さんなど30名以上。
文武両道の素晴らしい学校のようですね!
高校時代の経歴・戦績
喜友名諒さんの高校時代の空手の戦績は、あまり目立ったものはありませんでした。
高校1年では全日本大会には出場せず、高校2・3年での全国高校選抜やインターハイでも3回戦敗退。
高校3年の国体で健闘しましたが、個人形5位でメダルには届かず。
それでも十分全国で5位は素晴らしいと思いますが、喜友名諒さんは
世界チャンピオンになりたい、それまでは絶対に続けようと思っていました。
引用元:読売新聞
将来は、自分の道場を持ちたいと考えていました。
とインタビューで当時を振り返っていました。
やはりどんなに強い選手でも、それに至るまでに長い下積み時代があるのですね!
そして、その下積み時代に技だけでなく精神も鍛えられるのでしょう。
喜友名諒の学歴:出身大学
出身大学: 沖縄国際大学 英米言語化学科
喜友名諒さんは、沖縄国際大学の英米言語化学科出身です。
当大学の偏差値は40-45で、法学部・経済学部・産業情報学部・総合文化学部の4学部です。
住所は、 沖縄県宜野湾市宜野湾2-6-1です。
喜友名諒さんは2009年4月に入学し、2013年3月に卒業しています。
大学時代とその後の経歴・戦歴
喜友名諒さんは、大学に入学後も世界一をめざして精進していきます。
大学2年まではまだ頭角も現れず、全日本学生選手権で3位がベスト記録でした。
しかし大学3年から快進撃が始まります。
全日本学生選手権で中学以来の日本一に輝き、同年の全日本選手権では2位。
2012年大学4年に初めて国際大会で優勝し、全日本選手権でも初優勝。
以後、全日本選手権では2020年まで9連覇を続けるほどの強さです!
また、喜友名諒さんは大学卒業後はそのまま劉衛流龍鳳会に所属しています。
そして様々な試合に参戦し、数々の優勝を勝ち取っています。
全日本空手道選手権はもちろん、アジア大会・世界大会・KARATE1でもほぼ毎年1位を維持しています!
喜友名諒さんのInstagramでは「諒先生」と呼ばれ、たくさんの生徒から五輪への応援が投稿されています。
選手として技を磨きながら、子供たちに空手の指導もしているのですね!
子供の頃からの「世界チャンピオンになり、自分の道場を持つ」という夢を叶えていっているようです。
東京五輪もがんばってほしいですね!
応援しています!
(更新:東京五輪の空手・個人形で優勝されました!おめでとうございます!)