2012年のロンドン五輪で金メダルを取り、プロボクサーとなった村田諒太選手。
その後に、日本人では難しいとされるミドル級での世界王者になっています。
さらに2021年には、WBA世界ミドル級スーパー王者に昇格しているんです!
そんな輝かしいボクシングの経歴を持つ田村諒太さんは、いったいいくらの年収を稼ぎ出しているんでしょうか?
村田諒太の年収は数億円!
田村諒太選手の年収は数億円とも言われています。
この噂が本当かどうか、もう少し詳しく調べてみましょう。
そもそもプロボクサーには給料はありません。
プロボクサーは試合に出ることで「ファイトマネー」なるものが支払われ、これが収入となります。
一般的にファイトマネーは、1試合あたり
・C級ライセンスで6万円
・B級ライセンスで10万円
・A級ライセンスで15万円以上
・日本タイトルで30万円~数百万円
・世界戦で3000万円~1億円
だそうです。
そして、このファイトマネー全てが選手に支払われるのではなく、そこから
- マネジメント料33%
が所属ジムに差し引かれます。
しかも
- 選手の人気により集客数
- テレビの放映による視聴者数
によってもさらに収入が大きく変わることになります。
もちろん、日本・世界タイトルマッチ級になると大きな収入になりますが、一般的なボクサーの年収は50万~200万円だそうです。
例えば日本チャンピオンレベルで100万円のファイトマネーをもらえるボクサーが年4回試合に出て、年収400万円。
やっと一般的な年収がもらえるレベルですね。
日本のプロサッカーや野球選手に比べると、かなり低い年収となります。
しかし村田諒太さんは「一般的」どころか「世界王者」を超えて「スーパー王者」。
村田諒太さんのファイトマネーは、破格の値段となっています。
以下で詳しく見ていきましょう。
村田諒太のファイトマネー収入!
田村諒太さんはプロ入りする前に五輪での金メダリストに輝いています。
すでに名の知れた選手ですので、一般的なファイトマネーの金額ではないんですね。
なんと2013年のデビュー戦でいきなり1000万円のファイトマネーを受けています。
本来なら6万円ですから、破格も破格。
ちなみにプロデビューする前のプロテストでも、史上初のテレビ中継がされたほどなんです。
それだけ期待されている選手だったということですね!
そして同年2013年12月にも試合に出場されていることから、単純に1000万円×2試合で計算しても年収2000万円。
プロデビューしていきなりの年収2000万円は、かなりすごいが分かりますね!
そして世界戦に出る2017年にはファイトマネーが5000万円。
同年に2度世界戦に出ているので、2017年の年収はファイトマネーだけで1億円ということになりますね!
村田諒太のスポンサー収入!
プロボクサーのファイトマネー以外の収入源として、スポンサー契約もあります。
人気がある選手は、他にもテレビ番組やイベント・CMなどへの出演料も大きな収入になりますね。
つまり、プロボクサーの収入源をまとめると、
・ファイトマネー
・会場や試合放送の集客数
・スポンサー契約
・テレビ出演
・CM出演
・イベント出演 など
など、有名になればなるほど収入も増えることになります。
ちなみに、村田諒太さんには現在11社のスポンサーが付いています。
マイナビ:2013年~
ナイキ(サポート契約)
Tailor Fields
全日空
すき家:2015年~
DAZN
MGMリゾーツ
Sammy
サッポロビール
BOAT RACE振興会
MGM:2018年~
HUBLOT(ウブロ):2019年~
噂によりますと、マイナビとの契約は年間4000万円だとか。
2915年には5社とスポンサー契約を結んでいるので、単純に計算しても2億円となります。
また、11社と契約をしている現在はスポンサー契約だけで年間4億4000万円の収入になりますね!
村田諒太さんが、何年にいくつのスポンサー契約をされていのかまでは分かりませんでした。
2017年には少なくとも3社、2015年には5社、2020年には13社におよぶスポンサー契約があったようです。
また、このスポンサー契約以外でも、村田諒太さんは
- 2019年のCMギャラは2500万円
- 2018年のCMギャラは5000万円
- 番組出演料は40万円
とテレビ出演での高収入もありますね!
村田諒太の今までの年収総額まとめ!
それでは、村田諒太さんがプロデビューしてから今までの年収の総額をまとめてみましょう!
村田諒太さんは「プロボクシング:18戦 16勝 (13KO) 2敗」されています。
上記のファイトマネーを参考に、
- 2013年~2016年までは1000万円のファイトマネー
- 2017年からは世界戦で5000万円のファイトマネー
という、最低年収での計算をしていきます。
年 | 試合回数 | 最低年収(+スポンサー) |
2013年 | 2試合 | 2000万円 |
2014年 | 4試合 | 4000万円 |
2015年 | 2試合 | 2000万円(+2億円) |
2016年 | 4試合 | 4000万円 |
2017年 | 2試合 | 1億円(+1億2000万円) |
2018年 | 2試合 | 1億円 |
2019年 | 2試合 | 1億円 |
2020年 | 無試合 | なし(+5億2000万円) |
2021年 | 1試合(予定) | 5000万円(+4億4000万円) |
スポンサーが何社あったのか分からない年は「スポンサー収入」を記入していません。
よって、実際には「ファイトマネーによる最低年収」に「スポンサー収入」が年収として加算します。
そしてこれらは最低価格での計算なので、本来はもっと高額年収になるでしょう。
さらにはテレビ出演料も大きな金額になります。
そして忘れてはいけないのが「会場の集客数」と「試合の放送の視聴者数」も大きな収入源。