空手の喜友名諒さんが東京五輪で優勝されましたね!
喜友名諒さんは試合前から家族・特に母親のことを思い、優勝後のインタビューでも最大の感謝を示していました。
そんな魂の深い金メダリストを育てた両親はどんな人なのか気になりますね!
そこで今回は、喜友名諒さんの父と母を紹介していきます。
喜友名諒の両親!
喜友名諒さんは、一人っ子として沖縄県沖縄市でご両親に育てられました。
父は喜友名勇さん、母は喜友名紀江さんです。
喜友名諒さんは、2019年に母親を病気で亡くしています。
以下、父と母の詳細を紹介していきます。
喜友名諒の父は信用金庫の常務理事!
喜友名諒さんの父・勇さんは、2021年8月現在59歳です。
喜友名諒さんが現在31歳ですので、勇さんが28歳のときに喜友名諒さんが生まれているんですね!
喜友名勇さんは現在、地元のコザ信用金庫に勤めています。
コザ信用金庫は沖縄県内唯一の信用金庫で、店舗数は本社含む19店舗。
従業員数は245名だそうです。
なんと喜友名勇さんは2021年6月に常務理事に昇格されています。
金メダリストを育てた父・勇さんも、やはりエリート人生を歩んでいるんですね。
きっと芯のある男前な性格なのでしょう!
喜友名諒と父との約束
実は喜友名諒さんが5歳で空手を始めたいと言った時、父・勇さんは諒さんに約束をさせました。
「やるんだったら最後までやりなさい」
引用元:読売新聞
「最後まで」というのは、果たして「世界一」になることなのか「一生涯」やることなのか。
どちらにしても、数ある世界大会で優勝を取り続けている喜友名諒さん。
今回の東京五輪でも優勝し、「世界一」の約束は十分に果たせたことでしょう!
喜友名諒さんが金メダル獲得した際、父・勇さんはインタビューにて
「ここまで頑張って、金メダルとってくれてありがとうと言いたいですね。30点満点です。演武もね満点です。」
と答えています。
さすが喜友名諒さんを育てたお父さん。
感謝の言葉が出てくるんですね!
喜友名諒の母は病気で他界
喜友名諒さんの母・紀江さんは、2019年2月に57歳という若さで乳がんの療養中に他界されています。
2019年に57歳ということは、夫である勇さんとは同級生だったのでしょうか。
夫がエリートコースを歩んでいけたのも、喜友名諒さんが金メダリストになれるほどに育てたのも、きっと紀江さんのお陰でしょう。
喜友名諒と母との約束
喜友名諒さんが5歳で空手を始めた時、母・紀江さんもまた喜友名諒さんと約束をしていました。
「本気でやるなら最後までやり通しなさいよ」
引用元:東京新聞
そして紀江さんは、喜友名諒さんの道場への送り迎えや試合会場には必ず母の姿があったそうです。
喜友名諒さんは、五輪前の稽古後のインタビューにて
「母も五輪の金メダルを強く願っていた。約束をしっかり果たしたい」
引用元:KYODO
と語っていました。
そして今回、金メダル獲得直後のインタビューでも舞台に立てていることに対しても感謝を述べ、
今は…(絶句)全てに感謝しかないです。まずは(亡くなった)母親にしっかり優勝したよという報告をしました。
引用元:琉球新報
と母に一番に気持ちを伝えています。
5歳の時に交わした約束を、31歳の東京五輪という大舞台でも果たしたのですね!
そして「最後まで」のもう一つの意味であろう「一生涯」という約束も果たし続けている喜友名諒さん。
地元の空手道場・劉衛流龍鳳会にて子供たちに先生としても慕われています。
東京五輪前から喜友名諒さんのインスタで、多くの生徒から応援メッセージが投稿されていました。
きっと喜友名諒さんの空手だけでない人間性にも惹かれているのでしょう。
そんな喜友名諒さんを育てたご両親は、さらに素晴らしい人なのでしょう!
国内だけでなく世界でも活躍している空手の形の選手・喜友名諒(きゆなりょう)さん。 全日本空手道選手権大会では9連覇中で、負け知らずの選手です。 (更新:東京五輪の空手・個人形で優勝されました!おめでとうございます!) し …